平成25年(2013年)の7月6日(金) 新潟県村上市羽黒町 西奈彌羽黒神社祭典(村上大祭) 戻る
祭り馬鹿仲間のMさんと「北陸の二輪屋台を観てこよう!」となり、連れ立って行ってまいりました。(中年二人旅・・・)
木曜日の夜に出立し、甲府−長野−新潟と抜けて朝の9時に到着しました。因みに西奈彌で「せなみ」と読みます。
・着いてすぐに「おしゃぎり会館」へ行きました。 ・数町の屋台が展示されています。 ・源氏車。鉄の嵌め輪がありません。
・こちらでは屋台のことをシャギリというそうです。 ・流石に北前船で京文化が流れてきた地。歴史あります。
・260年前ですか。
表で屋台を組んでいる様でしたので出てみました。
・会館に併設された仮設屋根で準備中なのは、おそらく小町さんかと。 ・まず片方を載せていきます。
・もう一枚。 ・下からヨイショヨイショと持ち上げて。 ・折り畳まれていた屋根をパタっと開いて固定していました。
また館内に戻りました。
・2Fもありましたので、そこから屋根の様子を拝見。 ・「中から上に登るんじゃないんですね」なんて話しをしていると・・・
・梯子がかかっていきなり解体開始。 ・慣れた手つきであっという間に屋根を分解。
・なんとも馴染みのある姿になりました。 ・展示物を縫って外に出ていかれました。
あっという間ですね〜なんて感想を言いながら表に出てみると、この屋台、大町さんの組立をやっていました。
・なにやら芯棒に巻き付けています。 ・これ、油に浸した麻の皮とのこと。グリスではないんですね。
へーっ、麻の皮なんだ!と感心していると↑の袋を見せて頂きまして「一袋800円くらい」とコストまで教えて頂きました。ありがとうございます。
・はて、こちらでは何を作っているんでしょう? ・手木のクッションでした。かっこいい・・・
・ロープを伸ばして。 ・何回見てもクッションがいい感じです。 ・子供達が乗り込んで。
・自町へ移動開始。お祭りはこれからです。
さすが国の重要無形民俗文化財に指定されているだけあって、一つ一つの事柄に重ねた年月を感じました。