平成24年(2012年)の7月14日(土) 森町飯田 山名神社天王祭 八段舞楽 戻る
・幼稚園の納涼祭があり、現地に入れたのは20時20分でした。県道は封鎖されて歩行者天国でした。
・鳥居を潜ると各社、舘が休憩中。一番手前は下飯田さんの宮本社。 ・鶯鳴社、若宮社、宝僊社、東雲舘、城栄社。
・ぐるりと回って舞殿を見ると、おっ、蟷螂じゃないですか! ・屋台が舞殿を回って来ます。
蟷螂のアップを撮ろうとしたのですが、独特の動きに追いつけず、きちんと撮影できませんでした。
この蟷螂の舞は全国を見ても他に例がない独特のもので、その由緒とされているのが京都祇園にある蟷螂山と言われています。
・大当番の城北さんの城栄社。 ・神社拝殿前で前後に練る市場さんの浅草舘。
・気がついたら蟷螂は終わっていました・・・。 ・次に出てきたのは獅子
・城栄社は帰路に。 ・浅草舘も帰路についていました。。
・獅子の目の前を通過する若宮社。 ・舞殿を見ると、ん、輪っかを持った方が。
・須戔鳴命(スサノオノミコト)です。持っている輪は茅の輪のアレンジでしょうか? ・祭典本部に挨拶中の鶯鳴社。
・全ての屋台が境内から退出したので舞殿周辺は見物客だけに。 ・祭大王さんも来ていました。(中央の黒い方)
・舞殿では須戔鳴命と獅子の掛け合いが最高潮に。すでに40分近く経過して ・鼓奏者の方々が深々と挨拶して舞楽は終了です。優填獅子(うでんじし)と呼ばれる
いますが、獅子は飛んだり跳ねたりと疲れを知らぬ軽快な動きをみせます。 最後の舞は、夏の疫病を獅子に見立ててこれを平伏させるという意味を持つそうです。
その後、輪に捕らえられた獅子はズルズルと楽屋へ引きずりこまれて 須戔鳴命は牛頭天王と同一(祇園精舎(インド)の守護神)で、各地の祇園神社が
終了しました。 「お天王さん」と呼ばれる所以となっています。
・16時半から始まった八段の舞楽は21時半ちょっと前に終了。次第に静寂に包まれていきます。
最後の2つだけでしたが、さすが国指定重要無形民族文化財だけあって雰囲気があり、その所作に見入ってしまいました。
若宮社の中老さんが、この舞楽はもっと評価されていいものだと仰っていましたが、まさにその通りだと思います。
森町は小国、天宮の両神社に十二段の舞楽がありますので、そちらも含めて今後観に行こうと思います。