平成24年(2012年)の4月7日(土) 浜松市北区都田 白昭さくら祭り 戻る
・昨年まで桜並木だったという通り。現在では歩道の整備により往時の
面影はありません。「枝が色々邪魔していたし、昨年の台風で折れた木も
多かったしね」と地区の方から聞きましたが、ちょっぴり寂しいですね。
・JAとぴあ浜松テクノ支店さんに停車していたのは ・横から。掛川形ですね。二手先の高覧は後付でしょうか? ・後方より。
都田地区白昭自治会さんの「鳳桜閣」。
祭典委員の方にお伺いしたところ、30数年前に掛川の何処からか移譲してきたとのことです。
障子の雰囲気、全体のサイズ、しっかりとした造りからして掛川の街中から来たのではないか、と推測しています。
・5時半過ぎに通りに出てきました。 ・御囃子は大間に屋台下。三味線奏者も乗っていて
本格的でした。
・屋台の後ろには大勢の笛吹き子供達が。 ・白飛びしちゃった写真ですいません。子供屋台です。最前列に太い竹が
設置してあって、小さな子供達は見よう見まねでテコテコ叩いていました。
・その後日、Iさんから色々と御教授頂きました。この屋台は大正8年(1919年)掛川・肴町にて落慶したそうで、大工は村松邦平師、そして彫り物は早瀬利三郎師。
昭和60年代に台枠・支輪・出囃子を加える大改修をしており、平成8年(9年とも)に現在の白昭地区へ移譲してきた様です。
特筆すべきはその彫り物。これは早瀬師による遠州地区2輪屋台への最初の作品であり、その後に続く彫り物文化の先駆けとして登場した画期的な屋台であったと
いうことです。
新しいカメラを使い切れておらず、何やら変なところをいじって露出オーバーな写真ばかりになってしました。スイマセン。
引回しの情報を下さいましたOさん、屋台の詳細な情報を下さいましたIさん、ありがとうございました。